※こちらはウマ娘でのサイレンススズカの紹介となります。競走馬としてのサイレンススズカの紹介では無いのでご了承ください。また、ネタバレを含みますのでまだアニメなどを視聴していない方はお気を付けください。
サイレンススズカ

スタート直後から先頭に立ち、そのまま独走する『大逃げ』を得意とする天才肌。
物静かでストイックだが、他者を嫌っているわけではなく、ただ走ることに心を奪われているだけである。スペシャルウィークと同室の先輩で、その透明感に憧れる者は多い。
(キャラクターページより)
・プロフィール
- 愛称……………スズカ、スズカさん
- 出身地…………北海道
- 誕生日…………5月1日
- 身長……………161cm
- 体重……………増減なし
- スリーサイズ…B70・W53・H79
- CV ……………高野麻里佳
- ソロ曲 ………『Silent Star』『七色の景色 』
・先頭を、どこまでも先頭を。
個人的にアニメ第一期の第二の主人公。主人公であるスペシャルウィークと関係が深かったのもあるが、アニメはスズカも十分主人公な扱いだったと思う。
アニメ序盤は物静かで凛としていて、どこか近寄りがたい雰囲気のある美少女。だがリギルからスピカにチームを移籍し、中盤では走る楽しさを思い出し、自然と笑顔などを見せるようになる。
実際には熱い性格な所もあり、走りに関しては誰よりも真剣、誰もいない先頭の景色を追い求める。「夢を与えられるウマ娘になりたい」という願いと共に、彼女もまた夢を見ているのである。
学園の寮で偶然にもスペシャルウィークと同室になり、お互いにかけがえのない存在となるのだが、友人というよりは、スズカの母性が強すぎて母と子を見てるような尊さが生まれた。
基本的にはスズカがスペの面倒を見る事が多いのだが、スズカの体調が悪い時などは、スペも同様な過保護的介護をしている。
アニメでは第七話の天皇賞(秋)のレースにて左足を骨折してしまう、医者から辛い現実を告げられるも、彼女は夢の為に復帰を誓い、イップスなどもあったが、スピカの仲間やライバル達に支えられながら、長く辛いリハビリの末、完全なる復活を遂げた。
このエピソードは史実も相まって感動した人も多いのではないだろうか、サイレンススズカの最後知っていれば、誰もが一度は考えたであろうこのエピソードを、こうやって実現してくれた事に感謝が絶えない。
スペシャルウィークと共に、サイレンススズカの人生も描いたのだ(終わってない)これは一期のもう一人の主人公と言っても過言ではないだろう。
・うまよんでは
・かなりの話数で出演している、うまよんでは貴重な常識的なツッコミ役なので重宝されていると思われる。口癖は「うそでしょ・・・?」
・スマートファルコン発案の元、『逃げ切りシスターズ』というユニットを組んでいる(略して逃げシス)、メンバーはスマートファルコン、サイレンススズカ、ミホノブルボン、マルゼンスキー、アイネスフウジンの5人。アニメ「うまよん」第9話にて出演している。
・アニメと同じく物静かだが、走ることに真剣なのは変わらず、マチカネフクキタルと併走して負けた際、有無を言わさずもう一度併走させて、ぼこぼこにしていた。
・「私の名前はサイレンス…だけどみんなの声をたくさん聞かせてー?」『かわいいよー♥』「ありがとう、サイレンススズカ…今日も駆け抜けます」…………みんなコールアンドレスポンスは覚えておくように。
・史実ネタなど
・サイレンススズカといえば大逃げだが、最初は大逃げの戦法ではなかった、最初は差しか先行で走らせていたが成績が良くなかった、そこを武豊が自ら騎乗をお願いし、大逃げという形が完成した。
・特にアニメ一期の6話でもあった毎日王冠は、今でもサイレンススズカを語る上で出てくるレースのひとつだが、このレースで勝った時に武豊は「この馬がたぶん今世界で一番強いだろうな」と言った。
・「逃げて差す」サイレンススズカは先頭を走りそのままゴールする逃げという戦法だが、なんとサイレンススズカはゴール直前でまた加速することができたのだ。普通最後にスパートをかける為に前半を抑えるのに、サイレンススズカにはその必要がなかった、レース開始して先頭を走り最後もスパートをかけられる、武豊はそんなサイレンススズカを「理想のサラブレッド」と言った。
・アニメでもあった自室で左回りする癖は、実際にもあった癖で、その事が関係してか左回りのレースが得意だった、旋回癖をやめさせようとした時もあったみたいだが、ストレスの原因になってしまったらしく諦めたようだ。
・他に有名なのが「沈黙の日曜日」だろう、アニメ一期7話でもあった、1998年11月1日東京11レース「天皇賞(秋)」1枠1番1番人気という1並びのレースで、サイレンススズカが1番を取ることをわかっていただろう。しかし大欅を抜けた4コーナー手前で突然の失速、診断は左前脚の手根骨粉砕骨折。アニメでは大事には至らなかったが、史実では直ちに予後不良と診断された。実況にて「沈黙の日曜日」と発言され、この話が語られる時はそう呼ばれる事がある。
・骨折した際にもし転倒していれば予後不良にならなかったかもしれないが、騎乗していた武豊は命の危険すらあった、サイレンススズカは武豊を守ったのだろう。処置時に普段感情を出さない武豊が号泣し、その夜は知り合いと泥酔するまでお酒を飲んだという、それほどまでに悔しかったのだ、また武豊は「夢であってほしい」と語っていたそうだ。